修治により様々な名称があります
高麗人参は朝鮮人参とも呼ばれ神農本草経の上品に収載され、古くからもっとも珍重された補薬です。
その根が人の形ににているからつけられたといわれています。
ウコギ科のオタネニンジンの細根を除いた根 (白参、生干人参) 。
またはこれを軽く湯通しして (御種人参、雲州仕立て) 乾燥したもの。
人参はその調整法により「白参」と「紅参」に大別されます。
もっとも雲州仕立てのような中間型もあります。
白参は直参、半曲参、曲参にわけられます。
日本産、開城人参などは直参、豊基人参は半曲参、錦山人参は曲参で、そのほか生産地により数種の形の人参があります。
紅参は細根をつけたまま蒸しあげ乾燥したもの(日本産紅参) と、細根を除去し圧力をかけて乾燥したもの (北鮮、韓国産紅参) とがあります。