神農本草経に上薬の1つとして掲載されていて、根が人の形に似ていることから人参と言われ古くから、不老長寿、万病藥として珍重されていました。
日本では高麗人参、朝鮮人参とも呼ばれ、江戸時代には非常に高価な品で偽物や粗悪品が
出回ることとなり、事態の改善を図るため国内での栽培を推奨し、日光の御楽園で栽培に
成しました。その人参の種子が各藩に分けられたことから御種人参の名がついた。
漢方では代表的な補気薬として知られており、元気を補い、脾胃を健やかにし神経を安定
させ津液を生じる効能があります。